ゲーム史上に輝くワールドミュージックテイスト溢れる傑作サントラ「クロノクロスオリジナルサウンドトラック」

MUSIC

ゲームやアニメ、映画にドラマと数多くのサンドトラックの名盤が存在しますが、そんな中で一際輝く個人的なサントラの名盤を1枚とりあげてみます。

ゲーム史上に残るサントラの名盤

ゲームや映画、アニメのサウンドトラックで傑作をあげると、これまた際限なくタイトルが増えてしまうのですが…このブログで取り扱ったアニメやゲームなどは大半が音楽も素晴らしいモノばかりなのでそれも込みでレビューしていると言ってもいいかもしれません…が、それら多くの作品の中でもサントラ一本を取り出して語りたくなるものの1つとしてクロノクロスのサントラを取り上げてみます。

個人的にゲームのBGMはJ-POP以上に音楽的な原点といってよく、特にRPGなどは昔のゲームが容量が限られていた分、短い時間でメロディーの強い楽曲を作る必要があったためか、とにかく短時間でメロディーのメリハリが強い楽曲が多く頭に残りやすい楽曲が多かったんですね。

クラシックのドラクエ、クラシックにハードロックやプログレを交えたファイナルファンタジー、シンフォニックメタルを思わせるロマンシングサガ、ワールドミュージック風の聖剣伝説、カントリーやウェスタンの匂いがしたワイルドアームズ、現在、世界的人気になったペルソナシリーズはハウスやアシッドジャズでその原点である女神転生シリーズは初期は特にハードロックテイスト。任天堂が手掛けた名作RPG「MOTHER」はアメリカンポップスを基調としていました。

そんな中、平成最高のゲームとして各種ランキングに名を連ねる事の多い旧スクウェア社が手掛けた傑作RPG「クロノトリガー」につづいて、その続編でもある「クロノクロス」でもメインコンポーザーを担った光田康成がてがけた本作クロノクロスの音楽は特にインパクトの強いものでした。

同じスクウェア社でも聖剣伝説シリーズなどは、ワールドミュージックを思わせるポップ且つ幻想的な音楽が多かった印象です(こちらは2作目やLEGEND OF MANAの音楽が特に好み)。これに対してクロノトリガーは様々な時代を巡るという内容から、ジャンルとして特定のものに寄った印象はなかったのですが(名曲はたくさんあります)

続編であるクロノクロスは舞台が地中海を思わせる南国風になった事もあってか、ワールドミュージック風の作りになっていました。本編そのものは前作に比べて賛否別れる作りになっていましたが(個人的には非常に好みの作品で、レビューも起こしています)音楽面では文句なしの傑作。

プレイステーションの時代は容量が増えて、映画のような背景に溶け込む主張の強すぎないBGM的なサウンドと、従来のメロディのメリハリの強いゲームミュージック的なサウンドの狭間の時代だったと思います。結果的に本作もメロディーのメリハリのついた楽曲とBGM的なサウンドが混在する、次世代機以降名盤といわれるゲームミュージックの傾向を色濃く残した作風になっています。

長尺でボーカルレスでありながらも、しっかりとインパクトに残る楽曲が多いのですね。PSの限られた内臓音源の中から、特にアコースティックな響きを持つものを積極的に引き出しているのが特徴でしょうか。

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