深夜にひっそりとのめり込める…視覚効果に優れたパズルゲーム
最近時間潰しに調度いいゲームを探してたんですが、やっぱりテトリスはシンプルに気分転換できていいものです。以前同じようなニーズでRezに行き着いたことがあり、ああいう視覚効果を用いたシンプルなテトリスゲームをがないかなぁと思っていました。
数ある音ゲーと呼ばれるゲームの中でも、音楽に合わせて特定のボタンを押す「リズムアクションゲーム」ではなく、テクノやクラブサウンドをベースに1人称視点のシューティング。背景がワイヤーフレームで彩られたサイバーパンク風の世界観と組み合わせる事で、かつてないまったく新しい「音ゲー」に仕上がった「Rez」。
電飾パズルを思わせる、視覚効果と音ゲー的要素を混ぜたパズルゲーム「ルミネス」。このどちらも手掛けたのが名プロデュ―サーでもある水口哲也氏でした。いわば視覚効果とゲームデザインを融合させるのに長けたゲームデザイナーという感じですね。
誰もが待ち望んでいたような「次世代の」テトリス
そして、そんな名プロデュ―サーが満を持してリリースした誰もが楽しめるパズルゲームの代名詞である「テトリス」と、Rezやルミネスでお馴染みの斬新なサウンド、そしてそれに連動した視覚効果とが融合した、まさに大本命とも言えるタイトルが本作「テトリス・エフェクト」なのでした。
当初はPS4で発売されたものですが、その後対戦モードや、もともとのテトリスゲームが持っていた様々なモードが続々と導入。3人で対戦したり協力したりできる「コネクテッド」も含めたマルチプレイモードも登場しました。
システム的に特徴的なのが「ZONE」という、時間(とテトリミノの落下)を止めることができるシステムの導入。シューティングと音ゲーの恍惚感をリンクさせた「Rez」と同じような独自の投入感・トリップ感をテトリスでも味わえる斬新なシステムとなっています。
難易度はビギナーからコアユーザーまで対応していて、決して演出だけに特化したゲームでもありません。一方でスコアを気にしないで延々と気軽にプレイできるモードもきちんと用意されています。
前代未聞の「大人」なテトリス
しかしやはり最大の魅力なのはその30以上に渡る多彩なステージ。ブロックを消すごとに視覚効果が次第に派手になっていき、最終的には宇宙的なスケールにいきつくステージもあります。一部演出が派ですぎて視覚的に見にくいステージもできてしまってるのはご愛敬…。
誰かと対人をする以上に、一人でどっぷり浸かる事にも特化したテトリスです。REZもそうですがこういうアートで大人(?)なゲーム。もっと増えて欲しいとも思っています。ちなみに毎週のように週末にイベントが催されており、発売して5年以上たつも未だに厚いユーザーに支えられたタイトルともなっています。
シンプルながら誰にでも分かるルールと、そのシンプルさゆえに「半永久的」に遊べるタイトルとして挙げられる事もあるテトリス。それがさらにセンスある視覚効果と古びない演出で、さらに普遍的な魅力を併せ持った究極の定番パズルゲームとも言えると思います。
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