健康をテーマにした書籍は数多く出回っています。健康はまさに人間の根源的なテーマの1つでしょう。
そんな中具体的な薬物療法や食事療法、ダイエットなどでもなくちょっとした習慣から体調をコントロールする画期的な1冊を紹介します。
人類史の歴史からひも解く健康法
一頃大きな話題を読んだ世界的なベストセラー「サピエンス全史」人間は濃厚で定住するようになったが、同時に格差や戦争も農耕に寄って生まれた、資本主義も貨幣経済も共同幻想という虚構から生まれている…など画期的な視点で、ここ最近の知識層の共有されたベースには確実にサピエンス全史のこれらのエッセンスが刻まれているといってもいいでしょう。
本書も基本はそんなサピエンス全史にならったかのような健康本ですが、確かなエビデンスに基づいて書かれており、なかなか納得できる所が多かったのですね。
まず人間はその歴史から体の構造や脳内物質まで何十万年と行ってきた狩猟採集時代が未だにベースとなっていること。狩猟採集が40万年近くあったのに対し、農耕は1万年、近代化はここ2,300年の歴史しかありません。
必然人間は考え方はともかく本能的な部分や脳内物質もカラダの作りも圧倒的にまだ狩猟採集時代を引きづっている…と。かつては寿命は短く、現代医療に比べたら遥かに劣っていたのは間違いないのです。
しかし、体内に豊富な菌を住まわせていた多様性や根源的な幸福は狩猟採集の時代ほど高く。そのため医療と言う現在の恩恵は最大限のいかしながら、いかに生活習慣や体内の状態。さらには幸福に感じる脳内物質までをも狩猟採集に近るける習慣が出来るかが健康にいきるカギになる、という
日々の習慣からいかに炎症を防ぐか
怪我は勿論、各種病気やうつ病まですべからく人間の不調は炎症反応から起こることが多く、それらは狩猟採集の時代からは不自然な現代的な生活リズムや食生活、都市生活から来るものであるとも説かれています。これらは比較的よく見かける言説な気もしますがシンプルで分かりやすい流れです。
特に大事なのは腸内環境を整えることで、心身の不調はほぼ腸から発せられる、そのためいかに腸内の状態を良く保つかがうつ病など精神的なものも含んだ健康に生きる事への鍵となる…と
細かく解説すると本編をなぞるだけにもなってしまうので、簡潔にまとめましたが上記であげられるようぬ細かい医療的な説明は極力省き、人間の健康や生活の根源を狩猟採集時代との対比でシンプルに描き、実践方法を簡単に実践できる日々に習慣に置いたところが、非常に斬新な1冊でした。


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