タイパ・コスパだけではない…合理的に現代を生きる衝撃の手ほどき「シンプルで合理的な人生設計」

BOOK2(実用・ノンフィクション)

タイパ・コスパが叫ばれる現在、人生で何を優先して何を捨てるか…その判断に迷う方も多いかもしれません。ある意味ドライに人生設計を立てる上で非常に合理的な手順で現代に合った生き方を説いた本を紹介します。但し、非常に合理的な本なので合わせてこころのあり方について書かれた本と併用して読む事をお薦めします(笑)

時代を読む事に長けた著者のエッセンスの集大成

いわゆる自己啓発書やビジネス書の類は今も書店にいけば山のようにリリースされている状況なのですが、そんな中でも本作の著者橘玲氏は、良くも悪くも感情論を廃し、世の中を極めて俯瞰で見ることに長けた作家だと思っています。

その視点はある意味ドライなため、本書を読むともう少し人間心理に触れたウェットな成分も欲しくなったりもします(笑)例えば合理的に計画を立ててもその通りに進む訳でもない不条理さも孕むのが人間なので(そのあたりの事も踏まえた上での考えもまとめられている本ではありますが)

とはいえ、何はなくとも大事なのは人生や世の中をある程度システム的に理解し、ロングスパンの計画を詰めて行き、可能な限りそれを習慣化して生活や人生の密度を高めていく事が基本設計として大事なのは間違いない事でしょう。

そういう視点では大変、参考になる手引書になっています。それもいつの時代にも通じる普遍性を導きながらも、今後起こりえる「社会の変化」も踏まえた上でのエッセンスです。

令和型の生き方手引き

これは主に著者の前作で主に展開された視点のようですが、よく引き合いにだされる3つの資本、人的資本(仕事の力=スキルや趣味、など個人が持つ個性や力)社会資本(人間関係の資本、コミュニティ)金融資本(金銭やマイホームなどの有形資産で、運用可能なもの)の3つの資本をいかに効率よく取得するか、そしてこの3つの資本がバランスよく揃った時、人は幸福を感じる。

この3つの資本のうち人的資本はアメリカ発祥らしいのですが、社会資本や金融資本として定義付けたのは著者のようです。ネット界隈をみるとかんり参照される事が多い概念。

コメント

タイトルとURLをコピーしました